ファーストランからラストランまで

わたしは観ることができなかったなあ。

青学9代目の卒業が決まりましたね。青学をというかテニミュキャストを推す限り、必ずぶつかる「卒業」。そりゃ他の現場だってキャストのスケジュールによってはキャス変するけど、テニスだけはなんだか特別な気がする。1stでは1人だけキャストが変わったり、Wになったり、色々なことがあったけど2ndからは基本的には全員でデビューして全員で卒業していくというのが基本になった。跡部様は唯一のイレギュラーかね。

わたしが初めてテニスのおたくになったのは2ndの関東立海。めちゃくちゃ新規だし、全然通えてないから語ることはおこがましい。そのときは特定の推しというのも特におらず、(強いていえば当時推しキャラを演じていた某ほよよ)東京・凱旋公演だけ数回観ておわった。そこまで興味のなかった青6も惜しまれつつ卒業して行った。

いま、青学のおたくになって思うのは、青6の卒業ってまじで恵まれてないよなあ。マベネルケは10周年ドリライをやりたかったから秋はフェアウェルにしたのかな。フェアウェルパーティ行ったけど、あれほんとになんというか……盛り上がらなかったよね……。

卒業の詳細は後日発表とのことでした。15周年だから、きっと春ドリライじゃないかなと予想するけど、何やってくるかわからないのがテニミュ製作委員会。フェアウェルだったらどうしよ……。まあそれはその時を待つしかないとして。

 

この発表を受けて気づいたこと。寂しいなあって気持ちはみんな等しく持ってると思う。各公演1回ずつしか観ない人、地元の公演しか入らない人、各地方回る人、全通する人。それぞれにスタンスがあって、でもみんな等しくテニスのおたくなんだって思います。

わたしはテニスのガッツを結局することができなかった。比嘉公演だって、どれだけ通えるかわからないし。全てを投げて通おうって度胸もない。友だちが「わたしたちより通ってる人はもっと寂しいはず」って言ってたけど、それでも別にそんなことはないとわたしは思いたい。好きって気持ちを、わたしたちはお金で表す。「愛とはお金です!」って某兄さんも言ってた。でも寂しいって気持ちって、そんなに簡単に昇華できないんじゃない?始まりがあれば終わりはある。わたしはあくまでマイペースを貫こうと思います。

 

この先、9代目のおたくの方にとって不快な思いをさせてしまうかもしれないので、ご了承ください。

 

この青学9代目、なんと比嘉公演が卒業公演となる。比嘉公演。わたしが一番大好きな、青学7代目のデビュー公演。わたしは来月、無事に初日を迎え、公演に通い、楽を迎えられるのだろうか?比嘉公演の青学が7代目じゃない、という事実を受け入れられるだろうか。ぶっちゃけ9代目の卒業を受け入れるよりこっちのが難しいよ。

今わたしは9代目の青学がとても好き。キラキラしてて、向上心があって、仲良くて、愉快で、元気を貰える。キャラとしても今までで一番!というキャストも何人かいる。でも、それでもわたしは7代目青学の呪縛から逃れられない。完璧ではないかもしれないけど、力強くて、自信に満ちて、熱くて、泣かせる。そんな青学。なんでだろう。9代目が愛しくて、推しも愛しくて、本当に失いたくないのに、それでも、わたしが7代目のことを好きになれたきっかけの比嘉公演を、上書きして欲しくないって、ほんの一瞬でも考えてしまう自分。別にキャラ厨じゃないんだけど、奇しくも7でも9でも同じキャラのキャスを推している。7で彼らができなかったあの試合が、今回9でできる。できてしまう。

うーーー複雑!!いや、めちゃくちゃ嬉しい!!!大好きな比嘉公演を大好きな青学が演じる!!!まあブランニューしてはいないのでブランニュー青学はやらないだろう。それはまず一安心。あのアカペラ、初日に聞いた時にまじで鳥肌立ったよ。あれだけは、上書きして欲しくない。やめろください。

まあ実際かなり楽しみですよ……。マキちゃんとスミーの入れ替わり、せーちゃんの一人でダブルス、幻のD1、ばいきんおーはどうなるのか、手塚部長は無事に帰ってくるのか(?)、新曲はどんなのかなあ。そして、何より友だちとテニスに通える。これは本当に嬉しい。2ndのころはひとりで通って、ひとりで遠征して、なんならひとりで新大阪で年越しそば食べてたもんな。15日の発券を前にドキドキしてます。

ま、あとは暫定本命の仕事が入らないことを祈る。頼むよ。